明日はどっちだ!って明日のジョーの寺山修司さん作詞の主題歌の歌詞じゃないですが(古すぎです、笑)、優勝はどっちだ!のこの2日前の夜に書き始めています。
2018ロシアワールドカップ決勝、フランスとクロアチア。
フランスークロアチア、ってフランスが優勝した自国フランス大会の準決勝を思い出すんです。
その時のキャプテンが今のフランスの監督デシャン、さんです。
そして今のモドリッチ、マンジュキッチなどクロアチア代表オーバー30のヒーローはこの時のボバンやシュケルやアサノビッチさんたちですね。
あの時から丁度20年ぶり、クロアチアは雪辱を果たすんでしょうか?
*画像キャプチュア出典はこちら
フランスクロアチアの20年前の昔話し
2018ワールドカップ決勝の話しの前に、当時31歳の当方、独り暮らしを初めて、午前中半休にして観た準決勝フランスクロアチアの昔話をします、すいません。
フランスはジダンさんがホント凄かった時ですよ。
アンリさんが若くて丁度今の19歳10番エムパべのよう、ドリブル早くて得点もたくさん取ってましたよ。
そしてクロアチアは初出場、ユーゴスラビアから分かれて内戦で国はボロボロ。
国民の期待、サッカーだけは!って感じで出てきたクロアチア・・・強かった、ドイツに買って準決勝進出でしたね。
日本が初出場で出た時でグループリーグでクロアチアと同じ、1点取られて何もできなくてそのまま負けた、そんな印象の試合でした。
さて今とこの98年のクロアチア代表って共通点があるんですよ。
1998年クロアチア代表 |
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2018年クロアチア代表 |
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つまりトップクラブのトップ主力選手が98年も今もクロアチアの選手だった、って事です。
そして他の選手も上手でしたよ、クロアチアの選手。
大人のサッカーっていいますか、バタバタしない、ジタバタしない、一つ一つが丁寧で余裕で、ワンタッチやダイレクトプレイが見事でした・・・
が、それ以上にジダンのフランスは強かった、後にバルサにも来て心臓の大病を患って惜しまれて引退する右サイドバックのテュラム選手の2ゴールでやられます。
良い試合でしたよ。
だから、思い入れあるんですね、20年経ってまたやるの?フランスクロアチアって感じなんです。
あの時のような良い試合、2018ワールドカップ決勝、期待するんですよね。
クロアチアを応援、されどグリーズマンは応援
個人的にクロアチアのサッカーが好きなので、クロアチアに優勝してほしいです。
グループリーグでアルゼンチンに3-0で勝った時から、クロアチアが優勝するかも、って思ってました。
でもグリーズマンは応援しますよ。
ラ・レアル(レアルソシエダ)時代から好きですよ、グリーズマンは別格、確率がとても高くハズさない!フォワードですね。
だからグリーズマンで先制するのですが、クロアチアが後半に追いついて延長後半で 勝ち越してそのまま・・・
そんな上手くいきませんよね(笑)。
ビリッチさんとマンジュキッチさん
ビリッチさんの名演技でフランスのセンターバック、ブランさんが退場になった、という98年の話し。
クロアチア敗戦濃厚の後半フランスコーナーキックのチャンスにブランとビリッチが競り合います。
ブランが思わずビリッチの顎の下、ほぼ胸を肘を伸ばしたまま叩いてしまうんですね。
それでビリッチが「顔」を押さえて苦しんで倒れ込むんです。
顔、ですよ、どうみたって顔は殴ってません、カメラがアップでとらえてます。
当方、大爆笑!されどブラン、レッドカード(だったと思います、とにかく)退場になるんです。
フランス、シャレにならない、決勝、ブランが出れない・・・
これでビリッチさん、最低最悪の悪者になるんですが、されど、当方にとって、このあまりにも堂々と白々しい演技で、忘れられないプレーヤーなんです、ビリッチさん。
このビリッチさんのこの感じ、今大会のマンジュキッチが受け継いでいるようなきがするんですね。
脚引きずって交代したけどヘッドスライディングしてた!?
2018年ワールドカップ準決勝、クロアチアとイングランドで決勝ゴールを決めたマンジュキッチさんです。
決勝ゴールを決めた直後から、当方にはしらじらしく感じる、足が痛くなって座り込んだりして、イングランドの選手に時間稼ぎ!と当たり前に怒られて・・・。
ところがマンジュキッチ、さすがベテラン、ユベントス、この怒りのイングランド選手に本当に痛いのか?顔を歪めてゆっくり大人の顔で語りかけているんです。
「・・・分かっているよ、時間稼ぎになるもんな、でも痛むんだよ、どうしようもない、交代するよ、もうちょっとだけ時間をくれよ、すまんな・・・」
当方にはこんな風に言っているように見える、それぐらい、大人の対応で激高いているイングランド選手もおさまったり・・・なんです。
それで交代します。
それでクロアチア、勝ちます。
勝った瞬間、マンジュキッチ、喜びのあまり全力疾走でグランド芝生、サポーターの方へヘッドスライディング!なんです。
騙された、痛くないのかよ・・・って大爆笑してしまいました。
マンジュキッチ、あの決勝ゴールもこの白々しさも、ただものではありません。
98年ビリッチ、2018年マンジュキッチ、クロアチア恐るべし、なんです。
こんなクロアチア、東欧のチームのこんな感じも好きなんですね。
もちろん、落ち着いて上手い、ワンタッチで一瞬一瞬が速い上手い正確なクロアチア代表が好きなんですが、この白々しさも好きなんです、当方は。・・・続く
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