ロシアワールドカップでクロアチアが決勝に進出が決まった翌々日です。
「モドリッチ天才」「モドリッチ凄さ」って文字を見かけるようになりました。
サッカー好き、というかフットボールジャンキー(笑)と思っている自分がちょっと思う事を書いています。
画像出典はこちら
追伸は7月16日。残念でした、クロアチア、そしてルカ。
とっても疲れていたように見えましたし、精彩も欠いていました。
MVPの不機嫌そうに見える照れも納得しましたよ、
それでもルカモドリッチさんのこの凄さが強いチームに必要な「新しいスタンダード」になるのでは?と思っていますよ。
ルカ・モドリッチさん
クロアチア代表で10番でキャプテン、チャンピョンズリーグで3回優勝したレアルマドリーの10番・・・
そして今回ロシアワールドカップでとうとう決勝戦に出てきました。
歴史に残るサッカー選手になりましたね。
経歴ってなるとこんな感じ、凄い!です。
天才!モドリッチはどうだった?
天才!って言いたくなる気持ちも分かるモドリッチさんですが、当方が初めてみたのはトッテナムホットスパーズのプレミア時代。
そしてビリッチ監督(98年フランスワールドカップ3位クロアチア代表のセンターバックです)の時の2008年ユーロも良かった。
守備的ミッドフィルダーなのですが、ボール奪ってからの展開が、え!って思わせるほど凄いんですモドリッチさん、ルカ・モドリッチさんは。
これまでのトップ下エースのスルーパスとかキラーパスとかってフリーでボールもらって「さあ攻撃するぞ!」って感じで行われるものでしたが、モドリッチは違います。
普通にプレスかけて追い掛け回して走って・・・・
そしてボール取ったらほぼダイレクトプレイ、もしくはワントラップだけでもう決定的チャンスをつくるパスを出す正確に!どこまでが守備ででどこからが攻撃か分からない!見ていてこれ程面白い選手はいなかった・・・そんな記憶でして、これは今も変わりません。
モドリッチさんとイニエスタさん
2012年ユーロ、スペインが優勝するのですがグループリーグでクロアチアはスペインに負けて敗退します。
この時今も覚えているんですが、バルセロナのクラック!イニエスタとモドリッチがユニフォーム交換するんですね。
イニエスタも観ていて楽しい選手ですからね、神戸、観に行きますよ、絶対。
で次のシーズン、モドリッチがレアルマドリーに来るんですね。
二人の間ではこれからライバルチームになること知っていた上でのユニフォーム交換っだたのかなぁ。
いずれにせよ、この二人がリーガの最重要人物の2人になっていきます、この2018年まで。
二人とも人が良さそうですし、印象的な風景で、ほのぼぼしていて、今でも覚えていますよ。
モドリッチの凄さうまさと日本サッカー
柴崎選手はモドリッチの「守り倒して奪ってその後メチャクチャ早くて効果的な展開 」を真似しようとしているような気がします。
今回のロシア大会でそう思いました、頑張ってほしい、これから柴崎さんへのマークきつくなりますけどね、正念場です。
で、モドリッチさん、多くのサッカーファンにはちょっと分かりづらいのでは?この凄さ、上手さ、良さが、って思うんですね。
モドリッチが分かりづらい理由
ドリブルでガンガン抜くわけでもない、綺麗なフリーキックを決める訳でもない、ゴールを決めるフォワードでもない・・・
なのに絶賛される、これはサッカー番組では映像にしづらいんですね。
WOWOWでさえリーガハイライトでモドリッチの凄さ!ってやる時イマイチ編集がおかしい・・・ような気がします。
日本のサッカーの伝え方が原因!?
一人の選手のゴールシーン、ドリブルシーンetcこれが花&華として映像で伝えますよね、テレビ、動画って。
海外ではそうではないらしいんですね。
その決定的瞬間の5分前くらいから複数の選手のやり取りを「凄い!こうなってたのか?上手い!気づかなかった・・・」って楽しむらしいんです。
これはとても良く分かります、当方もそうですから。
ゴール決まったらその前、どっからどうなって・・・ってかなり前に巻き戻してみますもの、それが楽しい!!
サッカーは流れるものです。
一人の選手だけ瞬間を止めてぶつ切りで観れる訳じゃないんですね。
そうしますとモドリッチはやっぱり天才!
そんな流れでみますとモドリッチが
- 何を狙ってそこにポジションとっていたのか?
- 奪った後どういうパスと展開を考えていたのか?
- モドリッチの周りの選手はどう動いたのか?
- 相手ディフエンダーもどう予想していたのか?
- モドリッチはどんなプレスのかけ方で奪ったのか?etc
これがよく分かります。
なんかツウでオタクみたいな話しでエラそうだったら申し訳ございません。
でも、こうやってモドリッチみたら、凄すぎて、うますぎて、天才!もまあそうかなぁって思いますよ、きっと。
で、サッカーはとても面白くなります。
オシムさんは言ってました。
関西のローカル番組「スポーツ内閣」でオシムさん(ワールドカップユーゴスラビアベスト8監督、元日本代表監督)も言ってました。
サッカーなんて人それぞれどんな楽しみ方してもいい、それは当り前、それが大前提の上で以下に書きますね。
「・・・一人のサッカー選手のプレーに注目するだけではなくて、全員のプレーの流れを楽しんで観てそこに注目するようになれば、日本のサッカーは格段に強くなる・・・」
みたいなことです。
モドリッチの個人の能力やイケメンさの話題、もちろん良いのですが、こういった選手と周りの選手との連携や流れを楽しみたい、って思います、勝てよな、決勝、ルカさん。
いずれにせよ、現代、これからのサッカーでは、モドリッチのような「誰よりもボールを奪う力が優れていて誰よりも速く攻撃に転換できて周りを使って自分も周りに使われる」選手がエース、10番になる時代になっているような気がします。
柴崎さんはリーガにいてそれが分かっているような・・・。
最後に。
モドリッチが前がかりになった時、相手にカウンターを効果的に防いでいるのは、わがバルサのラキティッチさんなんですよね。
バルセロニスタの「マドリーモドリッチ凄すぎる話し(笑)」、これにて終了します。
関連記事&アクセス記事